2011年02月07日

上内峠。

古くは
四箇峠、今は上内峠といわれている
峠道が、上内八幡宮から
東へ向かうとあります。


急なカーブがあり
千円曲がりといわれています。

はじめ千円曲がりと聞いたとき
千回転するくらいの
急カーブのことかと思いました。

実は
その昔、この峠の整備工事のときに
工賃が千円足らなくなって
このカーブがまっすぐに
できなかったからだと聞きました。


どこの山里にもある
昔話がここにもあり
むかしむかし
峠の向こうに遊びに行った
男が帰ってこないので
おかしいと思って
迎えに行くと
男が肥だめに、浸かっていたそうです。

なんで、こんなとこに浸かっているのかと
迎えに行ったものが尋ねると
なんでも、遊びの帰り酔っ払ってよい加減で
峠にさしかかると
綺麗な、綺麗な女の人がでてきて
少し休んでいきなさらんね、って誘われて
またまたお酌されて
お酒飲んで、お風呂に入ったら、
それが肥だめだったという
峠のたぬきに化かされた話があります。

今も旧道が残りますが
何度も拡張工事は
されたようです。


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Posted by 矢野高貴 at 02:00│Comments(0)上内千夜一夜物語
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