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2011年07月30日

明日は輪くぐりです

明日、7月31日午後6時から
夏越祭神事である上内八幡宮の輪くぐりです。


神さまに
今年後半の御加護を願いましょう。

福引きは、事前に福引き券購入者以外は
引けませんから、ご理解ください。  

Posted by 矢野高貴 at 22:24Comments(0)神社

2011年07月27日

氏子さんに配布してみました。

7月31日の輪くぐりについて

以下のような書面を氏子さんに配布しました。

いわゆる
蘇民将来の伝説です。

各種文献など参照いたしました。

以下

輪くぐりのはじまり
 上内八幡宮では、7月31日に、夏越の神事「輪くぐり」を行います、
これは、大祓とも言われ、同時に形代も納めます、
日々の生活の中で知らず知らずのうちに溜まっていく罪穢れを祓い清めると共に、
年の後半の無事を祈る神事です。
 この日に、輪をくぐるようになったいわれには、
次のような神話があります。
 むかし、むかし、ある国に貧しい兄と、裕福な弟の兄弟がすんでいました。
 ある日、その地を訪れた神さまが、一晩だけ泊めて欲しいと、弟に頼みました。
弟は、贅沢な生活をしていたにもかかわらず、冷たく神さまを追い返しました。
 一方、兄は大変貧しい生活をしていたのですが、お困りでしょうと神さまを招き入れ、
貧しくも精一杯の心をこめたおもてなしをしたのです。
 それから数年後、兄のもとに再び神さまがやってきました。
世話になったお礼にと兄とその家族に茅(ちがや)で作った輪を腰に着けさせました。
 その晩、村では疫病神が大暴れし、弟や村人は次々に死んでいきましたが、
兄の一家だけは無事でした。
 難を逃れた兄に向かって神さまはこう言いました。
「私はスサノヲの尊(みこと)である、疫病が流行った時には茅で作った輪を腰に着けておれば災いから逃れられるぞ」と教えたのです。
(兄は名を蘇民将来(そみんしようらい)といいます)
これが後々、神社に茅の輪を作り立てて、人がくぐるよう変遷していきました。

上内八幡宮では、もう三百数余年続いている神事です。
  

Posted by 矢野高貴 at 23:06Comments(0)神社

2011年07月19日

祠や屋敷神さまは処分されない方が良い!

高齢化が進み

ご夫婦ともに亡くなられると

ご遺族の方で
神棚を、処分しないといけないと
思われる方は多い。

処分とは
神社に納めて御炊き上げを行うことです。

亡くなられた方とは別にお暮らしの
息子さんや娘さんのご自宅に
神棚がある場合は
神棚の処分はこれで良いと思う。


されど
その家に、屋敷神や祠、
廷内社などが
お祀りしてある場合は
粗末になるから処分するという考えは
ご一考願えればと思う。

こちらも、仏教系のものは
基本的にお寺にお願いするようにお話し
しているが、いずれの場合も
そのままお祀りするなどのほうが
良いと私は思う。

実際、祠のいわれや
祖先の恩など深くお感じにならずに
簡単に考えて
処分された方々の
その後の
状況をを見てきた、、、あまり幸は多くない。

屋敷神や廷内社を
処分をするとは、その家の祖先が
過去に於いて
その神さまの御陰で
助かったことを断つことではなかろうか?

過去に、本来危ない目にあった家が
その神さまに助けられればこそ、今のその人や家が
あるわけだから
その昔、祖先が神さまに助けていただけなかった状態に
その家や人の運命が
修正されるというか
戻ってしまってもおかしくないと、私は感じる。

もちろん、一生懸命お祓いは行うが
それは、こちらの言い分を伝えるだけで
神さまがどう思われるかは、わからない。

私のお祓いが力不足かもしれない、と悩んだが
私に障りは今のところ起きていない。

しかし、最近はこのことを含め依頼者に
以下のようにお話しするようにした。

処分を考える人は
大概自分が死んだ後、その先を心配して
子供や孫が粗末にしたり
するのではないだろうかと
危惧されておられる場合が多い。

ですが、時が来て
お子さん方も年を取れば
様々な人生経験から、またそのときに
神さまについて考えるであろうから
依頼された方が、お元気なあいだは
できる範囲で、無理なく
神さまのお世話をなされたら
いかがでしょうか?とお話しすることにした。

すると、理解される方は意外に多い。

地域の神さまや
ふるさとの氏神様も一緒で
私たちの祖先を御加護くださってきた。

助けていただくとは
今日も明日も普通ということです。

宝くじが当たることでも
大もうけ話が舞い込むことでもない。

人間生きていれば
病気やけがもするでしょう。

大難は小難ですみ、
また
人間万事塞翁が馬、の言葉ではないですが
苦難が起きても
少しでも良い方向に、お導きくださるのが
実はありがたい御加護ではないでしょうか?

私は、単なる宮司であり
神さまの代理者ではありません。

ただ、まだまだ短い神主経験から
そう思うのです。

内容にもよりますが
理解されない場合は
その手のお祓いは
お断りすることがあります。










  

Posted by 矢野高貴 at 22:43Comments(0)神社

2011年07月14日

月。

今日は、月が大きいですね。

上内小学校上空にでていました。


校庭のネット越しなので

ネットが、ぼやけて映り込んでいます。

  

Posted by 矢野高貴 at 19:52Comments(0)神社

2011年07月11日

大河ドラマを見ていたら、、、。

今放送中の
NHKの大河ドラマ
「江」を見ていたら

あれれ、、

江のご懐妊を診察した
お医者様の役は、、、

私のよく知る
 
山本健翔氏でした。

山本さんは

僕の中では

役者さんというより
演出家というイメージがあります。

実際、山本さんの演出された舞台の撮影を
何本かやらせていただきました。

早速、最近の無沙汰をお詫びもかねて
テレビでお姿を拝見した旨、メールしました。

早速お返事いただきまして
お元気そうです。

また、来月放送分でも出演予定とのことです。

最近は、大阪の大学でも、教えられているとのこと
ご活躍ですね。

主宰されている
ショウデザイン舎のサイト
リニューアルされています。

パソコンの方は
上をクイックでつながる、、、はず!  

Posted by 矢野高貴 at 22:31Comments(0)神社

2011年07月07日

遠き日本人。

むかしむかしの日本人は、

竈に神さまがいらして

井戸に神さまがいらして

神さまを粗末にすると

自分の大切な家族が

病気したりけがをしたりすると考えたそうだ。


朝、ご飯を炊いた竈が
吹きこぼれで汚れたままでは
竈の神さまが怒り
家長が仕事先でけがをしたりするから
家を守る女性は
竈を綺麗に、掃除したそうだ。

トイレの神さまという歌がありますが
あれは、少し違って
自分が綺麗になるために、トイレ掃除するのじゃなくて
古来は、自分が赤ちゃんを授かったとき
女の子ならば美人が授かれるからというのが本来で
自分が、美人になれるためではないのです。

家長が神仏を敬わないと
祖先を供養しないと
子供が、病気になるとか、そういう風に
信仰は、自己のためではなく
家族のためにありました。


日本人は、変遷していますね。


  

Posted by 矢野高貴 at 20:44Comments(0)神社

2011年07月01日

7月ですね。

今日は、お一日ですので
兼務神社を、朝訪問しました。

1社1社、大祓という祝詞を奏上して回ります。

夏は、まむしがいるような
へんぴな場所もあるので
少し回る神社を減らしています。

あじさいは、まだまだ元気です。

今日も撮影しました。


今日のレンズはニコンの50ミリです。



新しいニコンのレンズは、背景が綺麗にぼけて写るようになった感じがします。
  

Posted by 矢野高貴 at 21:45Comments(0)神社