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2012年08月15日

祭りの目的

祭りを、人を集めてわいわいやるのが
目的ではないことをなかなか理解しない人が多い。

まずその前に
祭りの目的を書いてみよう。

たまには、神職の資格の勉強を思い出しましょうか。

一、神様への祈願、いわゆるお願いをする。
一、神様へ献進、つまりお供えです。
一、慰霊荒鎮、つまりは悪霊を鎮めたり神様の怒りを鎮めることです。
一、神恩報賽、いわゆる神様への感謝です。
一、生命力の更新、祭りを通して霊魂の蘇りや、生命力の充実
以上の五つが、養老律令の注釈書 令義解(りょうぎのげ)に記されています。


それに
神様の御神威の高さを称えることを言われています。
いつか紹介した、神道とはなにか という安蘇谷正彦 著には書かれています。

私が、なぜこれにこだわるのかというと
基本がこれなのに、

神道とは関係ないゲームや
人寄せ企画を行い
人を集めて、賑やかに祭りをおこなった
いや、はっきり書こう、祭りを行ってやった!
と自慢する人の増加です。

神様は、今日その方の
心臓を、動かされていることに恩着せがましい
ことは、言われてないのにです。



ですから、祭りの余興は
やらない方が、上内八幡宮の夏越祭に関しては
今のままが一番良いのです。

しばらく何も企画などなかったのですが
すべての方ではないことは、前提で読んでいただくことは当然として、このたびは音楽を流したらという提案がありまして
雅楽と言ったらハナで笑われた、、気がした。

輪くぐりの輪は、罪汚れを参拝者が自ら祓う
自祓いです。

境内で流行歌など、言語道断、どうやら
待機している総代さん方は、退屈に思われたのでしょう。

福引をそばで行っていますから、、。

ささいではありますが、この音楽を流す企画やめさせないと
前例から
なにかやった人の末路が良くない。

宮司が、ダメだって言っていることは
則やめてほしいですよ。


総代さんには、長く総代でいてほしいのですが
長くなると、私が五〇歳とは言え大概年下だから
お立場をお考えにならなくなる、、。

すべて神事だとお忘れになる。

ご立腹されても、伝えねばならない。
直接関係なくても
音楽でも流されて、その方のご家族に
病気や怪我がおこり、私の耳に入れば
なぜ、もっと強く言わなかったのだろうと
後悔してしまうから、伝えよう。


写真は、白鷺です、

白銀川沿いに、多く見られます。

毎朝、境内裏手を飛んでいます。

写真は、芝尾と下坂井あたり、、。

こういう自然を、大牟田は宣伝すればいいのに。

祭りの目的



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Posted by 矢野高貴 at 06:00│Comments(0)神社
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