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2012年11月11日

正しき慣用句。

数年前に懐いた疑問が
先日解けました。

その疑問というのは
数年前、境内にトイレがないから
どこかの工事現場に、中古の工事現場用の
トイレがあるから、置くことにすると
早加点で、話を決めた総代さんがいたのです。

まず、神社に中古品は使用しません。
神様には、まっさらのものです。

また、1000年以上、上内八幡宮に
神様ご自身とも言える、境内にトイレなど
置くことは、宮司家である矢野家も
歴代総代さんも考えません。

ましてや、管理はだれが行うのか?

などなど、一総代だけで
決めることではないので
断りました。

どうしても、我慢できないならば
宮司の家のトイレを使用すれば良いわけです。

そう言うと、敷居が高くて、、という返事でした。

本来、敷居が高いとは、相手に対し
つまり
この場合は、私に対して
後ろめたい気持ちというか、
不義理があることを言うのです。

ドラマなどで、娘の結婚に反対する父親が
2度とこの家の敷居はまたぐな!って捨て台詞はいて
一件落着よくある話ですよね。

娘にしても
離婚でもして、いや夫婦げんかして
戻ってくることなんか、父親に対して
後ろめたくてできない、万が一にもならば
つまりは
実家へ戻るは、
敷居が高いとなるワケです。

だから、このトイレのお話
何が私に後ろめたいのか
さっぱりわからず、長く疑問でした。

ところが、謎が解けたのです。

彼が使った、慣用句 敷居が高いは、
以下のように意味を勘違いして
間違えて使用されたと
気がついたのです。

私の家は、普通の家ですが

高級で入りにくい、トイレを頼みにくいという
意味であったのであろうと
最近雑誌の
慣用句の使用の正誤クイズのような
記事を読んで、この一件を思い出し
妙に私は納得したのです。


日本人の国語の勘違いと
神社への誤解は、度数が比例していたりして、、、。

日本語が、正しく理解されないと
神道は伝わりにくい、、、、かも今後の課題です。




写真は、岡松天満神社
例大祭のおりです。

正しき慣用句。












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Posted by 矢野高貴 at 00:02│Comments(0)神社
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