お墓の再建。

矢野高貴

2011年06月01日 20:05

私の家の、向こう隣は
隠居屋の跡と親戚から呼ばれています。

ここには、父の曾おばあさんが住んでいました。

このおばあさんは
この場所で、裁縫教室をしていたので
教えていた生徒さん方によって
感謝の気持ちの生前墓が建てられておりましたが
20年ほどまえ、崩れてしまいました。

長い間、そのままにしておりましたが
このたび再建いたしました。

上内を始め近隣の村や熊本の平山あたりの方の
名前まであります。

このおばあさんは名前を津屋といいます。

家紋も入った立派なお墓です。

もちろん遺骨は鼻から入っておらず
埋葬は別の場所です。

裁縫学校の跡地ということです。

昭和19年におばあさんは亡くなっていますから
戦前の、お嬢さんたちの名前がたくさん刻まれています。

ちなみに、昭和7年生まれの私の父の母、
つまり私の祖母がお嫁に来たときは
まだおばあさんは生きておられて
夜遅くまで一緒に
裁縫したそうです。

またこのお墓も、すでに建立されておりました。


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