お墓の再建。
私の家の、向こう隣は
隠居屋の跡と親戚から呼ばれています。
ここには、父の曾おばあさんが住んでいました。
このおばあさんは
この場所で、裁縫教室をしていたので
教えていた生徒さん方によって
感謝の気持ちの生前墓が建てられておりましたが
20年ほどまえ、崩れてしまいました。
長い間、そのままにしておりましたが
このたび再建いたしました。
上内を始め近隣の村や熊本の平山あたりの方の
名前まであります。
このおばあさんは名前を津屋といいます。
家紋も入った立派なお墓です。
もちろん遺骨は鼻から入っておらず
埋葬は別の場所です。
裁縫学校の跡地ということです。
昭和19年におばあさんは亡くなっていますから
戦前の、お嬢さんたちの名前がたくさん刻まれています。
ちなみに、昭和7年生まれの私の父の母、
つまり私の祖母がお嫁に来たときは
まだおばあさんは生きておられて
夜遅くまで一緒に
裁縫したそうです。
またこのお墓も、すでに建立されておりました。
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