神主になりたい。

矢野高貴

2011年02月12日 17:10

最近、どういうわけか
ブログの影響か
神主になりたいという
相談を受けました。

まず、以前も書きましたが
私には、神職を雇う予定も余裕もないです。

ですので、奉職予定神社として
どなたかを、神職養成関係の
学校などに推薦することは
頼まれてもお断りします。

一般の方が
神職になるには
四年生の國學院大學に進まれるのが
よいだろうと、以前書きましたが
皇學館大学もたぶん大丈夫でしょう。
(自分は、あんまり詳しくはないけれど、、、。)


それで、あと一つ思ったのですが
縁があれば後継者がいない神社に
養子にいくのも、一つの方法かもしれません。

結構、神社の娘さんと結婚された男子、
もしくは、神社にお嫁に行って
その後資格を取られた女子はいますよ。

ただ、神社に縁もなく
神主になって、万一
その後の縁で、
いづこかの宮司になれても
思っておられるほど楽な世界ではありません。

神社は、易々と古来からの
しきたりを変えません。

変えて障りがないのなら
とっくに、その方が宮司にならなくても
その以前の宮司が変えています。

つまり、「ここを、よくしよう、さすれば
この閑古鳥鳴く、社頭も繁栄するのでは?」
という、やる気は買いますが、、、

現実は、神社の歴史ぐらい長い、
悠久の
時の流れの中で変化が起きる程度が
あなたが、生きている間に
起きればよいくらいだろうと思います。

神様が、お嫌いな方向には、道は開けないのです。

私のように
祖先からの縁があれば
生まれたときから神社暮らしですから
なんら違和感もありませんが
たとえば、お金や生活の
かかった運営を望むならば
神社以外の社会に、その道をさがされ
やる気も注がれた方が、
よい暮らしをおくれると思いますよ。

要は、端から見るほど
各神社の宮司さんは、手を抜いているワケでは
ないと言うことです。









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