ある日のこと。

矢野高貴

2014年10月31日 00:15

○月○日

ご祈祷中に、本殿にて祝詞奏上しようかと
いう、まさにその時、階段したから
子供が、宮司さんこんにちわ!って
叫んだ、

ごめん、ご挨拶いただいたけれども
へんじすらできません。


○月○日

境内で子供たちが遊んでいる

珍しくない光景。

私が
ウラから社務所に
戻ろうと歩いていると
一人が私に
声をかけた

そっちは、危ないですよ!

見たことない子供だなぁ、

でも、地元の子と遊んでる、、。

たぶん、杉林で鬱蒼とした
道なので私を、心配してくれたんだ、

ありがとう、気をつけて帰ります、

あとで聞いたら転校してきた子だって

ありがとう、家すぐそこなんです。


○月○日

子供が
境内に自転車で猛スピードで
入ってきた。

境内には、私と猫がいる

猫は拝殿前で
日向ぼっこ、、。

子供は、自転車から降り
全力で走る、

私に用事があるのかな、、、?

違う、、、明らかに方向が
私がいる向きとは、ずれている、、。

猫に向いてるんだ、、、。

猫は絶対に、この子は宮司に用事があると
思っている、、、ハズ、のんびりしてる、、、。

しかし、猫は気付いた、
猫は、逃げる、私の前を通って逃げる、

子供は、走る、猫を追って私の前を走る
私の姿は、子供には見えていないような勢いだ、、。

杉林の方へ猫は逃げる、
子供はそれを、追いかける、
さすがにこれ以上は危ない、
やめるように声をかけた、、。

なんで猫追いかけた?

あんねぇ、うちの猫ばね、あの猫はね、
いじめると、だから仇討ったと、、。

猫も大変だ。

写真は、もう終焉のコスモス、
カマキリと一緒。
























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