秋空は悲しいときもある。
人がいつの日か亡くなるのはわかっていても
ついこの間のお元気な姿を
おぼえていれば戸惑うものですね。
数年前
ある神社関係の書物の一部を
引用されたホームページを偶然見ました。
ぐいぐい読んで行くと
これは、本物を購入しなきゃ、
全部読まなきゃと思い、ネットで検索するも
すでに廃刊らしく、東京は神田の古本屋さんに
中古があるだけでした。
その本屋さんに
電話したら、実は少しだけ新品もあるとのことでしたから
迷わず注文購入しました。
届いてその分厚さに驚きましたが
内容の深さは、その厚み以上
著者は神職さんです、
しっかり私の道しるべになった本との出会いです。
わりと近くに住まわれていることも
わかりましたが、そのときは
もうすでにお亡くなりかもしれない
なんて勝手に思っていました。
それから数年後、あれっと、、、。
私が神職になってから
お世話になっている神職の方が
その著者に師事されていたのです。
昨年から勉強会を
福岡で定期的に開かれることになり
その著者=先生の授業をなるだけ
受けに行こうと、まじめに考えて、しかしなかなか
行けない事もあり、この8月にも受けて
結局それがラストでしたが、、、。
次回は、ちゃんと質問を整理して、、なんて
学生時代には考えれない勉強する姿勢がでてて
自分に驚く、
今月はいつだろうか思ったり
先生の言葉を、このところ毎日思い出していて、、、。
なにより先生のお話は最高に私の
心をお祓いしてくださっているようでした。
昨日
訃報が届いて驚きました。
家族葬で、すでに葬儀はすまされており
私のような一番遠い間柄のものは
当然ですが
どうしようもない
またしばらくは弔問も遠慮してほしいとのことで
そうなると、お別れができない
しかし、
残念な気持ちをいつまでも
持っていては先生に申し訳ない。
先生が、いない神社界になってしまったのだけれど
歩いて行く道が消えた訳ではない、、、。
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