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2012年01月03日

平成24年の厄年の2。

良くある質問ですが
厄入りと、厄ばれについて
書きます。

普通は、厄年は
3年にわたり、前厄、本厄、後厄と
言います。

平成24年度の女性を例にいえば
昭和56年生まれを前厄、
昭和55年生まれを本厄、
昭和54年生まれを後厄と言います。


数え年を元に、定められており、
さんざんな目に遭う33歳とか、
言われますが、元は九星気学という
東洋の運勢をみる占術からきていまして
昭和55年生まれの人は
二黒土星といって、生まれた年が持つ
星が、かん宮(かんきゅう←パソコンで文字がでません)
真北の太陽が当たらない場所に
位置するのです。

これが、厄年で、実は9年に一度
回ってきますが
女性は、前述のさんざんという言葉と
変化の多い年齢ということが
重なって、日本では厄年とされたのであろうと
思われます。

男性の42歳も実は、かんきゅうに位置し
その理屈は同じでして、
42歳が死に繋がると考えたのでしょう。

ではポイントですが
厄年の起点は
実は、節分です

同じ、昭和55年生まれ(本厄)でも
節分より前に生まれた人は
昭和54年生まれと同じ運勢(後厄)だと
判断して厄年を決めます。
つまり今年は昭和55年1月生まれの方は
後厄なのです。

また疑問がおきるのは

ちまたによく聞く
厄入り、厄晴れ

12月の末に、厄入りのお祓いを
受け、正月に厄は、あっちに行けの
厄晴れを行うという考え方。

私は、節分が厄年の起点なのですから
同じ年、同じ期間に、
2度厄払いを行っているように
思えて仕方がないのです。

太陽暦であるカレンダーでは新年でも厄年は
まだ旧年。

一般的に
御祈祷には、1年間の御加護が
あるといわれるのです、、いやあるはずです。

このちまたの風習は
本厄の暮れに、お祓いをうけて
新年早々にまたお祓いを受けるわけでして
それならば
お祓いのご利益が切れる1年後に後厄の、お祓いを受けた方が
よほど理にかなっていると思えてなりません。

私が、神職資格を得るために
お世話になった、神奈川県の鎌倉市に
ございます鶴岡八幡宮でも
お祓いを受けて一年間は大丈夫ですと
先輩の神職さんは、参拝者にお答えになっていました。


私は、かなり東洋の占術、気学や
とくに易は勉強しました。
どう考えても
これは、理にかなってないのです。

第一、福岡県神社庁の暦にも
節分が干支や九星の変わり目であることが
記されています。


この風習は
耳にするたびに
なんだかなぁって思います。

つまりは
前厄、本厄、後厄
3年にわたるのが厄年であり、
関東は、気っぷ良く
3度受けられる風習が多いです。
(とくに江戸っ子)

せっかく、2度受ける風習で済ませるのならば
短期間に2回のお祓いではなく
本厄の年のはじめと
後厄の年のはじめの2回のお祓いを
受けられたほうが
良いですよ。
、、、
あとは、その方のお気持ち次第です
ぐらいしか答えようが実は無いのです。
無理にお祓いは奨めないし、、。

なにより
お祓いのセールスはしない方針なので、、、。

そんな宮司で良ければ
お祓いを受けにきてください。
(これくらいセールスではないですよね)










  

Posted by 矢野高貴 at 20:49Comments(0)厄祓い(厄払い)厄年

2012年01月03日

三が日終了。

三が日が終わりました。

明日からは、会社や事業をしている方の
お祓いが、始まります。

5日が、日にちがよいのか
少し多いですね。

小さなお宮にようこそ。

感謝、感謝です。

ちなみに神宮大麻は地元の神社から
授かるのが本義です。


大麻頒布では
各神社
利益はほとんどありません。

大麻頒布、頒布とは
原価にちかい価格で
おわけすることです。

正月早々、日本の神様
伊勢神宮の神礼を
おまえのお宮で買ってやってんだぞー
みたいなこと、、、言いいなさんな!

社頭では、神様もお聞きでありますよ!


  

Posted by 矢野高貴 at 18:31Comments(0)神社