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2011年02月10日

正五九月のお祓い。

正月、五月、九月、
これを、正五九月と言いまして
神社仏閣におまいりするに
ふさわしい月だと言われています。
むしろ、お参りしなさいという月です。

家内安全や、とくに
商売繁盛の、お祓いにふさわしい
月だと言われています。

むかし、ばあちゃんたちは
正五九月は、用心しとかんとイケンと
嫁さんたちに、言っていたそうです。

旧暦の、正月と節分が一緒の今年は
この時期がわかりやすくていいですね。


筑後地方では特に重んじられているようです。

これは、月金神が(一ケ月ごとに動く金神)
北に位置し、凶神なれど、おとなしくしているので
祈願に御利益があると、言われているのです。

なぜばあちゃんたちが、嫁さんに用心するように
言ったのかは、家の中で月金神さまがいるのが北
つまり、昔は台所が北に多かったからだとも
言われますが、仏教の三長斎月が、一番の元の理由だと思います。

三長斎月で、用心しなければ、
いけないからお祓いを、
ということかもしれません。

三長斎月は、検索で調べてください。
まぁ、ざっくりいうと仏門で在家信者が
この月は八の斎戒を守るわけです。斎戒とは宗教上の
犯してはならん、守るべき決めごとですね。

また、諸天や鬼神は四方を回り
四天王に世の善悪行う人々の
行動を報告する、(告げ口する?)
まぁ怖い月なんです。
そんな月なわけです、、、
ざっくり書きましたからね。


昔から、方位や、九星気学における
運勢、星回りの占いなどを気にする人は
厄払いや、商売繁盛のお祓いを受けるのは
今の時期がよいといえますし、商家では
多いのは実際です。

今年の厄払いをまだの方、、、是非、今のうちに。
久々のちょい宣伝でしたface01







  

Posted by 矢野高貴 at 01:00Comments(4)御祈祷について